昨夜放送の「日本の、これから」〜どうする?私たちの温暖化問題〜に
出演しました
今回は31人の素人と5人の有識者+中国・アメリカの市民という設定でしたが、
31人の皆さん、みなさんそれぞれに活動されている方ばかりで
控え室でも論議が絶えませんでした
さて、議論のほうは結局質問が抽象的すぎてそれぞれ意見がまとまらず、
結局番組としてメッセージはうまく発することができなかったのでは、と
危惧しています。
私も絶対伝えたい!と思っていたことを一つもいえず、後悔の嵐[:がく〜:]
どうしてバラバラな論議になるのか。
結局、誰もどうしたらよいのか、どこに行きたいのかわからないわけですよ。
国がしっかりとしたビジョンを持たないが故に、国民は目隠しをされて突っ走っている感じ。
国民は何をしたらよいのか、どうしたら地球を守れるのか。全くわからない。
国の施策として「排出権取引」とかやっているけれど、そちらがクローズアップされればされるほど、国民は「もう大丈夫なんだ」と錯覚してしまう。
「持続可能な社会を作り上げる」という究極のテーマのものと、「産業界」と「国民の生活」という全く別々のアプローチがある中で、「国民の生活」というのは「
眠れる巨人」なわけですよ。一人一人が環境を意識した行動をとり始めたら、排出権なんかいらなくなるかもしれない。
でも、問題は国民のやるべきことを国がアピールしないために、「どうせマイバッグとかマイカップはただの自己満足」という見方をされてしまう。
環境省にはもっともっと「国民のすべきこと」をアピールして欲しい。
私たちを信じて欲しいし、頼って欲しい。何をすべきか言って欲しい。
そうでないと一部環境推進派はただの自己満足になり、「環境のために生活を変えたくない」というわがままはいつまでも論議になり、事態は一向に改善されないでしょう。
あ〜、せっかく鴨下大臣がいたのに、いえなかったなんて後悔。
実は昨日は9度の熱があり、薬で抑え出演しましたが、
頭がさえず、後半はばててしまい、最悪のコンディションだったのです
こうなったら少しでもメッセージが発することができるように、こつこつがんばろう!っと思いました。
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